2022年も今月で終わりです。202 2年は冬季オリンピックに始まりワールドカップで終ったスポーツの年だったかな。今年の一文字も 「戦 」の年。勿論、この 「戦 」には、スポーツだけでな く、ロシアとウクライナの戦争も含まれる。今年の建設業界はどうだったろう。資材高騰やエネルギー、リノベーシ ョン、木造 ビルディング、建設DX、SDGsなどがキーワードで、変化しなければの 「変 」が今年の一文字と感じる。その様な状況で皆さんはどの様な 1年でしたか。
弊社は、変化な く安定した1年でした。変化がないことは良いことかもしれませんが、ある程度はワクワク ・ドキドキする刺激があった方が事業の取組みとしては面白い。
安定と言えばデータサービスグループの 「KJ-NET(全国建築計画物件情報) 」。弊社のコア事業で順調に契約企業が増えています。今年の契約企業の傾向としては、不動産企業の契約が多かった。またマッピングソフト会社とのコラボレーシ ョンの話も進んでおり、年々 「KJーNET 」のブランドが浸透しているように感じます。 「D-NET(全国土木工事情報)」、昨年開発した建築計画の過去・現在・未来が分かる「K J CLOUD」も微増ながら契約企業は増えています。
コンサルティンググループは、人口減少、高齢化、少子化、カーボンニュートラル、大工 ・職人不足、ストック建築などの市場環境に伴う住宅やビルの市場ニーズに関する調査が多かった。具体的には、ス トック建築のリノベーシ ョンに求められる建築資材や設備のニーズ、大工 ・職人不足や高齢化を補う作業ロボッ トの開発実態、カーボンニュートラルの一環であるZEH住宅の断熱材の使用実態、リースバック(自宅などの不動産を売却して現金化した後でも住み続けられるサービス/高齢者住宅に多い)の実態と評価、などを調査した。勿論、建築資材のカタログを持参し設計事務所へPR訪問活動する 「ACT(アクト) 」や電話で対象先のキーマンを発見調査する 「マーク 」も好調でした。
特に 「ACT(アクト) 」は、契約企業3社で、対象商品は耐候性に優れたクッシ ョンフロア材、意匠性に優れたメラミン化粧板、耐衝撃性に強い腰板パネル。これらの商品を工務店、設計事務所、施主へPR訪問活動を行っている。具体的には、クッシ ョンフロア材は店舗 ・福祉施設を得意としている設計事務所、メラミン化粧板は住宅を得意としている設計事務所と工務店、腰板パネルは病院 ・福祉施設を得意としている設計事務所と施主を訪問している。訪問して感じることは、設計事務所などは新商品の情報に興味を持っていることが分かる。
以上が、今年の主な活動で仕事は安定していたが、弊社の場合、仕事は人であり、一番はスタッフがコロナにかかることもなく、会社を休むこともなく、健康に過ごせたことがなによりである。
2023年は卯年。卯年は、穏やかで温厚な性質であることから、「家内安全」。または、その跳躍から「飛躍」、「向上」を意味する。新しいことに挑戦するには最適な年とも言われている。来年は、弊社も飛躍できるように、安定からチャレンジする年にしたいと思います。頑張ります。来年も宜しくお願い申しあげます。