調査物語

マンダラチャート

ロサンゼルス・ドジャーズの大谷翔平が高校1年生(私立花巻東高校)の時に書いたといわれているマンダラチャート(目標達成シート)が話題になっている。マンダラチャートとは、仏教の中でも密教の世界観を表した仏画「曼荼羅(マンダラ)のような図を利用した思考法のことで、大きく分けて「A型チャート」と「B型チャート」の2種類がある。前者は3×3の9マスからなり、目標やテーマに合わせて9つのマスを自分で埋めていく。これを更に具体的に展開していったのが「B型チャート」だ。大谷選手が高校生の時、このマンダラチャートを原型にした目標達成シートの中央に書いたのは「ドラ1 8球団」という言葉。
つまり「ドラフトでプロ野球8球団から1位指名を受ける」という目標である。

これを参考に、我が社のマンダラチャートを皆で創ってみた。
マンダラチャートの中央に入る言葉が『建設業界でトータルマーケティングNo1企業を目指す』で、建築・建設関係の情報商社を目標とする。この目標は創立当時から変わらないが、真ん中の言葉を囲む8つの言葉は時代とともに変化してきている。その8つの言葉とは。

1データベース、2売り上げの拡大、3顧客の管理、4コラボレーション、5ブランドアップ、6人材の確保・育成、7新サービスの開発、8社会的貢献。以上が真ん中の言葉を囲む8つの言葉である。その言葉を具体的に更に8つに展開するのが「B型チャート」。その主な言葉を下記に示す。

  1. データベース:設計事務所、ゼネコン、工務店、などの建築・建設に関わる業者のデータを構築する。更に建築・建設の統計、施主やマンションのデータも構築する。
  2. 売上の拡大:KJ-NETをはじめデータサービスグループ、コンサルグループで売り上げの拡大を目指す。新たなニーズに対応した提案を行う。
  3. 顧客の管理:売上達成及び顧客との結びつきを深めるために、KJ‐NET、D‐NET、コンサルグループの顧客をCRMで管理を行う。管理を行うことで顧客のニーズを把握する。
  4. コラボレーション:売上達成のために、環境や立場が違っても同じ考えやゴールを持つ企業との提携を行う。 例えばCRM企業とのコラボや不動産テック企業との提携を行う。
  5. ブランドアップ:弊社活動の認知度アップのために、SNS、セミナー開催、プレスリリース、広告出稿、展示会出展、など積極的な販促企画の立案、情報発信を行う。
  6. 人材の確保・育成:以上のことを実施するための新卒採用、人員の配置、社員教育、人間性の追求、サービス精神、などの教育を行う。
  7. 新サービスの開発:MA、SFA、CRMに関わる新サービスの創造、業界トレンドの把握などを行い、データーベースマーケティング企業として建設分野の中でDXやITの新たなサービスを開発する。
  8. 社会的貢献:弊社が企業活動を通じて社会のために行動し、企業経営の健全化を図り上場を目指す。

上記が「B型チャート」の主な言葉(目標)です。大谷翔平の様に世界へ羽ばたきたいですね。

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